Mi 11 Lite 5Gが販売開始!低価格ながらおサイフケータイを搭載したコスパモデル

2021年7月2日よりXiaomiからおサイフケータイを搭載したSIMフリーモデルのMi 11 Lite 5Gが販売がスタート。

定価は43,800円と新型プロセッサーSnapdragon 780Gを搭載している割にも価格は安い。

従来のXiaomi端末に比べ、軽量化されておりコストパフォーマンスはさらに良くなっている印象だ。

 

新SoCのSnapdragon 780Gを搭載

新プロセッサーであるSnapdragon 780GをXiaomiはいち早くMi 11 Lite 5Gに搭載。

このプロセッサーはハイエンドSoCのSnapdragon 888に次ぐ5nmプロセスを採用しており、Snapdragon 765Gよりも40%~50%ほど性能が向上して消費電力が20%削減された高性能かつ省エネなSoCとのこと。
ハイエンドとは言えないが、ミドルレンジクラスの上位に値するスマホ性能になりそう。

GPU性能もかなり向上いるのでゲームもそれなりにプレイできるコスパのよいモデルと感じるのはやはりXiaomiといったところだ。

 

改善された端末の厚みと重さ

これまでのXiaomiのスマホは価格は安いが「重い」、「でかい」、「厚い」といった持ち運ぶことには向いてないスマホ性能が多く、メインのスマホとして使用するには敬遠されがちだったが、これらが改善された模様。

厚みは6.81mmで重さは159gとなっており、iPhone12と比べると重さは同等で厚みは薄い。

ペラペラなスマホのため簡単に曲がったりしそう。取り扱いには少し注意したほうが良いかもしれませんね。

 

SIMフリー端末でおサイフケータイを搭載

SIMフリー端末ではおサイフケータイ機能を搭載しているスマホはあまりなく、キャリアスマホをわざわざ購入する人もいたでしょう。Xiaomi Mi 11 Lite 5GではSIMフリー端末ながらもおサイフケータイを搭載。

おサイフケータイが搭載されているスマホは性能が高いものが多いので価格も高くなりがちだが、Mi 11 Lite 5Gでは43,800円で搭載。おサイフケータイ機能があるスマホで必要十分なスペックの高コスパスマホは今まであまりなかったが、Mi 11 Lite 5Gの登場でこれらの気になる問題が解決しそうである。

薄くて軽く持ち運びしやすいことを考えればキャッシュレス決済用のスマホとして使えます。
公式ホームページではGoogle Payに対応しているとのことです。

 

生意気なディスプレイ性能

Mi 11 LIte 5Gは廉価グレードながらも「生意気なディスプレイ」性能を所有している。

6.55インチのAMOLEDの有機ELディスプレイを搭載しており、90Hzのリフレッシュレートに対応。HDR10+にも対応しているので動画視聴時はきれいな映像を視聴できるでしょう。
90Hzにしたことでネットサーフィン時の画面のカクツキも少なく感じるはずだ。

タッチサンプリングレートは240Hzとやや高めで反応速度が重要視されるゲームを意識したのだろうか。

画面占有率はかなり高く、解像度は2400×1080のFHD+で画面の圧迫感を感じることもない。

Xiaomi Japanが宣言する通り、価格の割に「生意気なディスプレイ」だ。

 

特に困ることのないカメラ性能

リアカメラには6400万画素のメインカメラ、800万画素の超広角カメラ、500万画素のテレマクロカメラを搭載。
フロントカメラは2000万画素となっている。

一般のスマホ比べてマクロレンズが500万画素と少し高めなので接写等に適している。
Mi 11 Lite 5Gよりも価格が1万円ほど安いRedmi Note 10 Proでは1億800万画素のメインカメラを搭載しているため、カメラ性能に関してはRedmi Note 10 Proのほうが勝っているが、カメラにこだわりがないのならばMi 11 Lite 5Gで充分である。

Mi 11 Lite 5Gにも様々な撮影モードが用意されており、プロタイムラプスや超広角夜景モードなどがある。

ワンクリックAIシネマという標準搭載されている動画編集機能でお手軽に編集できる機能もあるようで楽しめる機能は十分に用意されています。

 

バッテリーと充電性能

バッテリーは4250mAhと多くもなく少なくもない容量でちょうど良いといった印象。
ただ、90Hzのリフレッシュレートの設定にするとバッテリーの減りが早くなるので、容量を節約したい方は60Hzに下げたり節電モードで使用する必要がある。

USB形状はType Cで33Wの急速充電が可能。1時間ほどでほぼ満タンになる。

 

端末カラー

日本向けに販売されるMi 11 Lite 5Gではトリュフブラック、ミントグリーン、シトラスイエローが提供される。

ミントグリーンやシトラスイエローは明るい印象で少しかわいらしさを感じる。

中国販売モデルではこの3色のほかにブルー・ピンク・ホワイトがあるので、ここは価格を抑えるための割り切りを感じる。このモデルが順調に売れればカラーも増えていくと思うので、今後の新色カラー登場には期待しておこう。

 

対応キャリア

対応ネットワーク
5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
LTE TDD:38/40/41
3G WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
2G GSM:2/3/5/8
ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアに対応しており、5Gも問題なく利用可能。
SIMはデュアルスロットでnano-SIM、DSDVに対応している。
SIMスロットのひとつはMicro SDスロットの共用となっている。

Mi 11 Lite 5Gは2021年度の最強コスパスマホ

Xiaomiはもともと安いスマホが多く、今までのモデルは価格相応の外観とパフォーマンスでした。

今回のMi 11 Lite 5Gの登場で他メーカーのスマホにかなりの差をつけて追い越した印象です。

筆者もこのスマホを購入する予定ですが、Redmi Note 10 Proが人気ということはこちらのモデルも人気になることは間違いないので売り切れにはご注意ください。