Mi 11 Lite 5Gはマスクありで顔認証可能かどうか検証してみた

Mi 11 Lite 5Gのロック解除の生体認証方法として指紋認証と顔認証の機能がある。

顔認証で登録できる顔の数は2つまでとなっており、コロナ禍なのでマスクありで顔認証できるか気になる人もいるかと思う。

そこでMi 11 Lite 5Gの顔認証はマスクありが可能かどうか検証してみました。

 

Mi 11 Lite 5Gはマスクありで顔認証可能か?

結論から先に言いますと、Mi 11 Lite 5Gでマスクありでの顔認証はできませんでした。

今回の検証にあたり、不織布マスク・GUの布マスク・ウレタンマスクの3種類を使って実際に顔認証の設定にチャレンジしてみました。

検証に使ったマスク

設定画面を開いて「画面ロックとセキュリティー」をタップ。「顔認証」のタップした後パスワードを要求されるので入力して、顔登録画面に移行していく。

次へを押すと「フレーム内に顔を入れてください」と表示されるのマスクを着用してフレーム内に自分の顔が収まるように位置を調整していく。

しかし、全く進まない。試しに口元が見えるくらいまでマスクを下げてみると画面が進み、「唇を見せてください」との表示が出た。

マスクをしっかりと着用しなおして「唇を見せてください」の画面で顔登録を進めようとするが、画面が進むことはなかった。

唇を見せることが前提の顔認証のようでマスクありの顔登録はできないのだろう。

唇をしっかりと判断していることから顔認証機能が信用できるものであることはうかがえる。
唇など各部位がしっかりと映り込まないと登録できない仕組みで、マスクありでの登録はセキュリティー上の理由から顔登録ができないのは当たり前といえば当たり前である。

ちなみに筆者は眼鏡をかけているが、マスクを外している状態なら普通に顔認証でロック解除可能である。

マナーが悪いと言われるが、顎マスクを行えばマスクを着用したままでも顔認証可能だったので、マスクをつけた状態から顔認証を行う場合は、マスクを口元が見えるまで下げる必要がある

マスクをつけた状態では顔認証はできない結果になったが、マスクをつけた状態でロック解除をしたい場合は指紋認証のほうがお勧めできる。

顔認証する場合は電源ボタンを一度押して画面を表示させる手間がある一方で、指紋認証は画面が消えた状態でも指を軽く電源ボタンに当てればロック解除可能。画面も即座に表示される。指紋認証のレスポンスはかなり早く1秒もかからずにロック解除可能なので、マスクをつけている場合は指紋認証でロック解除したほうがよいでしょう。