Xiaomiから手に持てる小さな掃除機が販売されており、少し気になったので届くのを心待ちにして購入。
今回はこのMiハンディクリーナーミニをレビューします。
Miハンディクリーナーミニの仕様と紹介
レビューの前に簡単にMiハンディクリーナーミニの特徴をご紹介。
Miハンディクリーナーミニは、2ℓペットボトルとほぼ同等の長さと500mℓドリンクと同じ重量(0.5kg)とコンパクトで吸引力が高いミニ掃除機です。
2000mAhのバッテリーが搭載されてコードレス化されており、USB Type-Cケーブルで充電が可能なため、手軽に持ち運べます。
ブラシノズルと延長ノズルの2本が付属しており、局所的な場所の掃除にも最適な掃除機ですね。
最大120Wで13000Paの吸引力を持っており、この吸引力は一般的なコードレス掃除機とほぼ同等な吸引力です。本体を小型化すると共にノズルも小さめにすることでこの吸引力を実現しています。
なによりHEPAフィルター搭載で肉眼では見えにくい微小な粉じんもしっかりとキャッチしてくれます。
Miハンディクリーナーミニのレビュー
とにかくゴミを吸いまくります
Miハンディクリーナーミニは弱と強モードを電源ボタンのひとつで切り替えることができます。電源オン→弱モード→強モード→電源オフといった感じです。
試しに強モードで布団を掃除しました。自分の髪の毛やほこりなどが溜まりがちですが、掃除後のフィルターを見るとかなり細かい粉じんまで吸っていました。
フィルターの掃除の際にフィルターに付着した目に見えない粉じんでくしゃみが出るほどの細かい粉じんを吸ってくれており、花粉症気味の私にとっては最高の掃除機です。
弱モードでは髪の毛や床のゴミや小さな糸くずを拾ってくれ、強モードでは小さな埃までも吸い取ってくれます。
様々な場所で使用できる
布団、机や棚の上、カーペット、車のシート、パソコンなど様々な場所で使用しました。
コードレスで持ち運びができるので掃除がかなり捗ります。手に持ってすぐに使用できるので掃除を開始する敷居が低く、めんどくさがりな私でも手軽にかつすばやく掃除を終わらせることができます。
車のなかで常備しておけば電源のいらない車載掃除機にもなりますし、運転中にシガーソケットから充電をしておけばバッテリー切れの心配もありません。
1部屋にひとつあればかなり便利な掃除道具になると思います。本体は自立するので仕事用デスクの角に立てておくのもいいですね。
ただし、一度に掃除できる範囲(ノズルが細い)ので広範囲を掃除する場合はあまり向いてないとも言えます。がこれがメリットでもあると言えます。
USB Type-Cで充電ができる
他社のハンディクリーナーは専用充電器があることが珍しくないですが、MiハンディクリーナーはUSBで充電することができるのでスマホ充電器と共用することができます。
私はデスクの上において使用するのでデスク周りがケーブルでいっぱいになるのをできるだけ避けたい。そんな私にはMiハンディクリーナーミニが最適だなと思いました。
充電ポートは底面にあるので立てて充電できないのは欠点で、また充電器は本体に付属していません。USB Type-Cケーブルは付属しています。
充電速度は10Wなので持ってない人は100円ショップにも売っている5V2AのUSB充電器を購入すればよいですが、最近のスマートフォンには5V2A以上の充電器が付属しているのがほとんどなので不便さはあまりないと思います。
使用できる時間
連続でMiハンディクリーナーを使ってはいないのではっきりとした使用時間は不明ですが、弱モードであれば20分以上、強モードであれば10分ほどの時間は使用できると思います。
強モードで使用しているときは本体がそこそこ発熱するので、かなり働いてるなと感じる一方でバッテリーの減り具合もやばそうだなと感じます。
5分以上つけっぱなしで強モードは使用しない方が良いかもしれません。細目に電源をオフにして使用した方が本体には優しいかと思います。
強モード時の騒音
強モードは吸引力に優れる分だけ騒音が発生します。一般的な掃除機よりかは小さいですが、周囲の部屋には音が漏れるので夜の使用はできるだけ控えた方がいいでしょう。
弱モードであれば短時間だったら夜でも使用してもいいかなと感じるぐらいの騒音です。
周囲に配慮し、マナーを守ってMiハンディクリーナーミニを使用しましょう。
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フィルターの掃除に少し手間がかかる。
HEPAフィルターを搭載しているのでゴミをよく捕まえてくれますが、小型でゴミが溜まりやすいので細目にフィルターを掃除しなければいけません。
MiハンディクリーナーミニのHEPAフィルターには溝があるため、ここにたまったほこりを掻き出す必要があります。
ゴミの蓋は水筒のキャップのように簡単に開けられますが、金属フィルターに引っかかって堆積した髪の毛や大き目の埃は下を向ける程度では落ちていかないので、掃除の際はフィルターを取り外して掃除する必要があります。
捻って抜くだけなのでフィルターの取り外しは簡単です。
HEPAフィルターの溝の埃はいらない歯ブラシなどで掻き出すとよいです。またHEPAフィルターには交換部品が用意されていますので、気にせずに水洗いをした方が手っ取り早いかもしれません。
充電速度はやや遅め
バッテリーは2000mAhを内蔵していますが、充電速度は最大で10Wなので充電速度はやや遅めです。
バッテリーの残量がほぼなくなった状態からの充電時間を測ったところ、2~3時間はかかっていました。
頻繁に掃除をしたい潔癖症の人にはデメリットかもしれませんが、細目に充電すれば問題はないので1日10分~20分程度での使用時間ならバッテリー切れは特に心配する必要はないのかなとは思います。
バッテリー残量が残り少ないと強モードが使用できず、弱モードのみの使用になるため、使用した後は充電器にさすことを心掛けるとよいでしょう。
付属品はノズルと充電ケーブル
付属品はとても簡素で延長ノズルとブラシノズル、USB Type-Cケーブルのみになっています。
必要十分といった感じで特に不満はありません。
Miハンディクリーナーミニに付属しているノズルは上の写真のような感じで、広めな口になっています。
これでも十分ですが、掃除機のような広い面に対して最適なノズルやかなり狭いところも掃除できる極細ノズルなどがあればMiハンディクリーナーミニの使用用途がもっとアップするとは思いました。(私の希望・感想ですが)
様々なノズルが販売されていれば別売りでも私は即購入しちゃいますね。ノズルの置き場所には困ってしまいますが、手軽に使える便利な小型掃除機なのでどうしても使用頻度が上がってしまって、こんなノズルがあったらいいなと想像してしまいます。
およそ半年使用してみた感想
およそ半年ほど使用しましたが、吸引力が強くてゴミもしっかりとってくれるため掃除がかなり捗って便利です。
机の上に置いていますが、お菓子クズや埃の清掃はもちろん、床におちた髪の毛までハンディクリーナーミニで掃除してしまうことがあります。
こまめにハンディクリーナーで掃除すれば普通の掃除機はいらなくなる人もいると思います。私の場合は掃除機を使用する頻度が少し減りました。
ちょっと気になるゴミがある時にすぐに使用することができるので、わざわざ掃除機を出すのが面倒になってきますね。
定価は5940円ですが、Xiaomi Japanの公式ショップで4000円台セールされていることがあるのでかなりお勧めです。
Xiaomiのスマホやスマートウォッチを使用してますが、これは絶対に購入しても後悔はしないものだと思いました。