Xiaomiのフラグシップイヤホン、Xiaomi Buds 3T Proはノイズキャンセリングを搭載したイヤホンです。定価価格は2万円を超えるXiaomiの高級イヤホンですが、
Xiaomi Buds 3T Proってどんな機能があるの?
と思った方に機能や設定を説明していきます。Xiaomi Buds 3T Proを購入した方もこちらの説明を参考にお好みの設定していただければ幸いです。
この記事で紹介する設定は一部のXiaomi端末でのみ対応している機能です。Xiaomi Buds 3T Proを細かく設定して使いこなしたい人は、対応する端末を使用する必要があります。この記事ではMi 11 Liteを使用しています。
ノイズキャンセリング(4つのモード)
Xiaomi Buds 3T Proのノイズキャンセリングは4つのモードから強弱を選択できます。
アダプティブは自動、ライトは弱、バランスは中、ディープは強という意味のようですが、ライトでもノイズキャンセリングがかなり効くのであまり大差がでない設定かなと思います。
外部音取り込みモードは音声増幅機能あり
外部音取り込みモードは音声増幅機能があります。
体感は10%くらい音量が大きくなるかなと言ったところ。ただ、音声が大きくなる分、音質が少しだけボヤっとするのが難点。人の声によって逆に聞こえにくくなる場合があったので、音声増幅は一度試してみたほうが良いです。
基本設定
電話
Xiaomi Buds 3T Proで電話するかどうかの設定です。オンにすると電話からの音声はイヤホンからなるようになります。
メディアオーディオ
音楽や動画をイヤホンから鳴らすかどうかの設定です。オフにすると端末本体から音楽や動画の音声が流れます。
連絡先の共有
イヤホンで連絡先の共有はよくわかりません。何かわかれば追記いたします。
機能設定
3Dオーディオ
「頭の動きを追跡」をオンにすると没入感のあるサウンド(イマーシブサウンド)にする設定で、Xiaomiはこの機能をディメンショナルオーディオテクノロジーと称しています。
音が全方向から聞こえるようになるようで、「Xiaomi独自の仮想5.1ch/7.1chサラウンド」という感じの機能でしょう。
筆者はこの機能を試していないので、音の違いに関しては申し上げることができません。
ジェスチャー
イヤホンについているピンチコントロールのボタンで
音楽や動画の再生/一時停止/スキップ/戻る、音量の調整、ノイズキャンセリング/外部音取り込みモードの切り替え、音声アシスタントの起動が可能。
初期設定は、「メディアの再生/一時停止とスキップ/戻る」になっています。音量の調整をピンチコントロールで行いたい場合は設定する必要があります。
装着検出
オンにするとイヤホンを外した時に音楽や動画を一時停止し、イヤホンをつけた時は再開してくれる機能です。
曲や動画の見逃しなどがなくなりますが、ちょっとイヤホンがずれただけでもこの機能が働く場合があるので、私はオフに設定しています。
ノイズキャンセリング機能などはこの設定のオンオフに関わらず、イヤホンがずれれば勝手にオンオフするので、ノイズキャンセリングなどの動作もこの設定で選べるようになれば個人的に嬉しいのですが……
着信に自動的に応答
イヤホンを装着している場合に電話がかかってくれば自動で応答してくれる機能です。
通知シェードウィジェット
オンにすると通知欄に、接続しているXiaomi Buds 3T Proの残バッテリー状況を表示してくれます。
スマホ上部の通知バーを開くだけで見ることができるので、Bluetooth設定画面でバッテリー残量を確認する手間が省けます。
イヤーピースのフィット感テスト
イヤーピースが自分の耳に合っているか確認するための機能です。テスト中は低音が流れます10秒くらいで完了します。
恐らくほとんどの方が付属のイヤーピースでOK判定になると思いますが、イヤホンの遮音性や音質がおかしいかな?と思う人は一度試してみると良いかもしれません。
イヤホン紛失アラート
イヤホンが3分以上、耳やケースから外れている場合にスマホにアラームを出す機能です。イヤホンの置き忘れ防止に役に立ちそうですね
イヤホンを鳴らして探す機能もありますので、あまり遠くないところにある場合ならイヤホンを見失ってもこの機能で探せます。
注意書きの通りイヤホンを耳につけた状態でイヤホンを探す機能を使用すると大音量が流れるため、聴力が悪くなる恐れがあります。
イヤホンからやや高音よりの音がなりますが音自体は部屋に響き渡るほどの大音量とまではいかないです。何かの下敷きになっていたり、箱の中に入ってたりする場合はイヤホンを探す機能を使用してもイヤホンは見つけにくいと思います。
「イヤホンを探す」機能で見つかればラッキーぐらいの気持ちで使用すると良いです。
その他の設定
絶対音量
オンにするとXiaomi Buds 3T Proの音量設定とスマホ本体の音量が同期します。
オンにした場合、ペアリングを解除してもXiaomi Buds 3T Proで設定した音量のままになっているので、スマホ本体のスピーカーで通話する時に音量が下がったままになってて相手の声が聞こえなかったりします。
オンにすると結構不便になるので基本的にはオフ推奨です。
AAC
AACコーデックで視聴するかどうかの設定で、音源の圧縮形式です。
最近配信されている音楽はAAC音源であることも多いので、この設定はONにしておきましょう。
LHDC
AACよりもさらに音質のよいLHDCのコーデックを視聴するかどうかの設定で、ハイレゾ規格に認定されているコーデックになります。
Xiaomi 12 Pro、Xiaomi 12、Xiaomi 11T ProなどのLHDCに対応している端末でのみ視聴できるコーデックです。
もし対応している端末をもっているかつ、ハイレゾもよく視聴するのであればオンにしておきたい設定ですね。
AACのコーデックでも十分高音質ですが、ハイレゾに興味があれば聞いてみるといいです。筆者もそういう環境が整えば試してみたいと思っています。